腰が落ちているランニングフォーム
初心者ランナーによくあるフォームのミスの1つが腰が落ちていることです。ランニングの本などにもよく書いてありますから、自分のことかな?と心配になった方もいることでしょう。
このフォームは思ったようにスピードが出ないだけでなく、足や腰を痛めてしまう原因にもなってしまいますので、早い段階で治した方がよいとされています。
この走り方は女性に多いと言われています。その理由は様々ですが、最初に走り出した時に筋力が不足していたために、恐る恐る走るようなフォーム、つまり腰が落ちたフォームになってしまったのです。
ランニングは着地した時に衝撃が体重の3倍もかかると言われています。当然足にも負担はかかるわけで、それが疲労などにもなります。その足にかかる負担を怖がって走ると、腰が落ちてしまう・・・というわけです。
ですから、対策としてはソールのクッションが厚くて安定したランニングシューズを選ぶことです。軽量のシューズを買う初心者がいますが、初心者はソールが厚いシューズが適しています。
ソールが厚ければ、着地時にかかる衝撃も吸収してくれます。ソールが厚いとシューズもそれだけ重くなりますが、重さの差は初心者の場合、分からない程度だと思いますし、シューズの重さのせいで走りに影響するようなことはありません。
それから、走る場所を工夫してみるのもよいでしょう。アスファルトだけでなく、芝生の上を走ったりすることでフォームが改善されることもあります。